2017年8月 No.385 「生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」
「生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」は、昭和53年から文部省(後に文部科学省)で実施してきた「むし歯予防推進指定校」などの取り組みを発展させたもので、全国の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校およびそれらを含む地域を対象に、平成19年度から日本学校歯科医会が実施している事業です。
現在大阪府では忠岡町の忠岡東小学校が推進指定校として活動しておられます。
学校における歯・口の健康づくりは、子どもたちが自分の歯や口の健康状態に関心を持ち、健康上の問題について自ら考え、歯みがきや食生活などの生活習慣を主体的に改善できる資質や能力など「生きる力」を身につけ、生涯を通じて健康で活力のある生活を送る基礎を培うことをねらいとしています。
先日、忠岡町の学校保健委員会で講演をしてきました。
私が30年ほど園医をしている幼稚園の歯と口の健康のための生活習慣の動向をお話ししましたが参考になったらいいのですが・・・.
忠岡東小学校においてこの2年間、実態調査などを含むさまざまな取り組みを行いながら、望ましい生活習慣の形成を目指して子どもたちの意識や行動の変容を図るものです。高石市と忠岡町は同じ歯科医師会を形成する地域仲間です。ぜひともこの事業が成功しこの地域の口腔衛生習慣を含む健康づくりに貢献できればと精一杯応援したいと思います。