2018年1月 No.390 口腔ケアで肺炎を防ごう‼
新年あけましておめでとうございます。
今年が皆様にとって佳き年となることを願っています。
年末にはインフルエンザが流行し始めましたが、ワクチンが足りないとニュースになっていましたが、皆さん大丈夫でしたか?
最近喉を鍛えようという健康雑誌がよく目につきます。先日も喉を鍛えてインフルエンザが抑えられた、はたまた誤嚥性肺炎が抑えられたという事です。インフルエンザウイルスは経口感染するのですから、まさに手、口、喉、気管、肺へと入って来るのですから喉が健康であれば咳で肺へ侵入するのを防ぐことができるという理屈です。空気中のウイルスも湿度が高ければ増殖を抑えられるという事ですからこの力も利用したいものです。
一方、誤嚥性肺炎でも老人性肺炎は自分の口の中の常在細菌自体が感染源になって ⓵健康な場合は嚥下と言って喉から食道に交通整理されて胃の方に行き胃酸によって殺菌されるのですが、②喉の反射、筋力低下などで上手くいかず口の中の細菌を含んだ唾液などが気管に入り肺にまで届いて肺炎を起こすのです。
歯磨きの際、歯茎や舌、頬の内側も一緒にマッサージするのも脳への神経を活性化するという事です。