2020年5月 No.418 新型コロナウイルス感染を予防しつつ日常生活を送る対策
新型コロナウイルス緊急事態宣言が出て3週間、外出自粛が効いているのか、何となく下火になってきたのかと思わせぶりな今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスの感染予防に効くのは、うがい・手洗い・アルコール消毒です。加えて咳が出るといった自覚症状があるなら「マスク」をつけることだという事です。
飛沫感染と接触感染
飛沫感染では感染者のくしゃみやせき、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出。別の方がそのウイルスを鼻や口から吸いこむことにより感染。特に、学校や満員電車など多くの人が集まる場所で起きやすい。
感染者がくしゃみやせきを手で押さえ、その手で周りの物に触れるとウイルスが付着。さらに、別の方がウイルスが付着した物に触り、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染。そのため、電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど多数の方が触れる場所には注意が必要です。
新型コロナウイルスの弱点
新型コロナウイルスは包まれている膜が破壊され
ると感染できなくなる特性があります。
この膜はアルコールによって破壊可能なため、
アルコール消毒や界面活性剤が有効です。
感染予防のための基本行動
外出したらまず手洗い。外出中でも手洗いをこまめにできればなお良い。
外出後はオフィスでも自宅でもうがいをする
お子様の持ち物にもアルコール消毒が有効
公衆のトイレに入った時は念入りに手洗い
手から口へ菌が運ばれるリスクは手周りをしっかり除菌することで防げます。
特に触れるだけで感染することはないものの、頻繁に手を口に当てるなどの行為から感染リスクにつながることを考えると、そうした直接のウイルス摂取を防ぐ上ではマスクをつけていることは一定の防御になるでしょう。
外出する時は3つ密を避ける
厚労省は新型コロナの「集団感染防止策」として ①密閉空間 ②密集場所 ③密接場面の3つの“密”を避けて外出をと注意喚起しています。