2021年11月 No.436 11月8日は「いい歯の日」
先月の“くりあー”で「8020」から「生涯28」へ というテーマで書きましたが、今月の11月8日は「いい歯の日」だという事で歯科に関する語呂合わせの日が結構多いのに気付かされます。
いい歯の日は、厚労省と日本歯科医師会が1989年より推進を始めた8020運動が発端ですが、8020運動とは、80歳まで20本の健康な歯を残すことを推進する運動です。その一環として、日本国民に歯の健康増進を啓発するための日とし1993年より、11月8日をいい歯の日と定めたのです。
そこで日本歯科医師会のHPから「いい歯の日」について調べてみました。
・ いい歯とは どういう歯なのでしょうか?
むし歯や歯周病がない歯、白く歯並びが整った歯、噛み合わせが良い歯など、「いい歯」と聞くとさまざまなイメージが浮かぶかもしれません。実は、いい歯の日が想定している「いい歯」とは、審美的な観点だけでなく、機能的な側面も重視しています。
重要なポイントとなるのは、食べものをしっかりと噛むことができて、十分な量の唾液を分泌できることです。唾液の分泌は、口内のトラブルを予防しながら味覚を刺激し、食べものの美味しさを認識させてくれます。また、しっかりと噛めて唾液が分泌できていると、さまざまな食べものを摂取しやすいため、栄養バランスのとれた食事もしやすくなります。
「いい歯」を得ることで、口内だけではなく脳の活性化や運動機能、生活水準の向上も期待できるのです。
・ 8020運動達成のための口内ケア方法
定期的に歯科検診を受ける
正しいブラッシングを行う
生活習慣を見直す
唾液検査で口内環境をチェックする
これらのことは8020運動の先に続くと考えられる「生涯28」達成にも共通する重要なポイントだと考えられます。
