2021年2月 No.427 洗面所のコロナ感染リスク
2021年1月26日(火)NHK総合の”あさイチ”は、「徹底検証!洗面所の新型コロナ感染リスク」について放送していました。
ここでは、あさイチで紹介された洗面所での歯磨き・うがいなど、新型コロナ改善対策方法についてご紹介致します。
以前から蛇口についたウイルスによる接触感染の可能性が指摘されていましたが、蛇口だけでなく、歯磨きにも感染リスクがあることが分かったといいます。歯磨き・うがいをしていた洗面所が感染元と推測されたので視聴者からは以下のような不安の声が。
・ 職場のトイレや食堂の手洗い場で歯磨き ・うがいをする人が心配
・ 歩きながら歯磨き、飛沫拡散のリスクが心配
・ 1人が歯磨きをしたら必ず消毒をしないといけないの?
蛇口の他にも感染の原因になるもの、それが「エアロゾル」(煙のような目に見えない微細な粒子、空気中に長く浮遊し続ける)。
前歯の裏を磨いているときにエアロゾルが渦を巻くように出現しています。
前歯の裏を磨くときは、口を閉じて磨くことが難しい。さらに、口をゆすぐときにも大量のエアロゾルが発生。という事で
歯磨き中にできる改善対策。
・ 密を避けて時間帯をずらす ・ 歯磨き中は喋らず口を閉じて磨く
・ 前歯の裏を磨くときは手で覆う
・ うがいは少量の水で1~2回低い姿勢でゆっくり吐き出す
・ 蛇口を止める際はティッシュペーパーやペーパータオルで覆う
これだけでもエアロゾルを減らすことが分かりました。
診療所では新型コロナの感染者をアンケートでチェック、体温チェックし一般患者との接触をできる限り避け接触感染を媒介しないようにつとめることです。 皆様のご協力をお願いいたします。