2022年2月 No.439 オミクロン株対策 子どものマスク推奨 年齢明示しない形に
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会が開かれ、感染拡大のスピードが速いオミクロン株の特徴を踏まえた対策についての提言をまとめました。
当初の提言案では全国知事会からの要望も受けて、2歳以上の子どものマスク着用を「可能な範囲で推奨する」としていましたが、議論の結果、提言ではマスクの着用を推奨する子どもの年齢については明示しませんでした。
(2月4日NHK for school より)

子どもの感染が多いオミクロン。対策は?
オミクロンは、「重症化リスクがデルタよりも低い」ことが分かってきましたが、重症化というカテゴリーに入らなくても、風邪以上の発熱やだるさ、下痢や嘔吐、食欲不振など、想像以上につらい症状が出るケースもあります。重症化リスクはデルタウイルスなどと比べると低くても、誰もがその可能性を持っているともいえます。
また、オミクロンは感染しやすさから、子ども世代の感染が深刻化しています。 子どもの感染により、親も濃厚接触者になってしまい、家庭の社会参加が難しくなってしまうケースもよく耳にします。コロナ禍での子どもたちの心の負担に関して、2年間様々なストレスに晒されながら本当に頑張ってきた子どもたちに、感染拡大によって更なる負担をかけてはいけないと思います。 そのためには、マスク、手洗い、換気、三密をさける日常生活の工夫が必要です。 人との距離が保てて、換気の必要のない屋外で遊ぶことをおすすめです。もし室内の場合は、できる限り少人数で、マスクを着用して、定期的に窓を開けて換気を心掛けること。 また、特に今の時期は、風邪症状がないかなど、家族間でお互いの健康状態に関して分かり合える関係の人だけと会うことです。接種対象の年齢のお子さんのワクチン接種も重要です。
これまでガイドラインで一律に着用を求めてこなかった子どものマスク着用についてオミクロン株が子どもにまん延している現状を踏まえ、▼発育状況などからマスクの着用が無理なく可能と判断される子どもについては、可能な範囲で推奨し、息苦しくないかどうかなど、十分な配慮を行うなどとしています。 一方、▼2歳未満の子どもは窒息や熱中症のリスクが高まるため、着用を推奨しないと提言していますが、すでに2020年に日本小児科医会が「2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!」という提言していたことです。
-院長-
