高石市 羽衣 東羽衣 歯科 小児歯科 予防歯科の大橋小児歯科医院.

今年の梅雨は戻り梅雨とかで、8月になってやっと梅雨明けです。 これから本格的な暑い夏の到来です。 子供たちは夏休みで、海に山にプールへと出かけることが多いでしょう。この

暑い日中の事ですからどこへ行ってもジュースなどの空き潅が散乱しています。 また一方、子供たちは夏休みでお家に居ることも多いので、ジュースなど清涼

飲料水を飲んだり、アイスを食べたりするチャンスが多いのではないでしょうか。 その上どうしても生活が不規則になりがちです。せっかくついた生活の良い習慣 もまた元の木阿弥にならないようにしたいものです。

飲んだり食べたりしたらこまめにお茶で口直し。小さい子であれば喜んでブク ブク・ペーに行きます。

私は以前から一度やってみたいと思っている調査があるのですが、それは、虫 歯は一年のうちで何月にかかり易いのかという事です。暑い夏休みの間にジュー スなどの清涼飲料水とお菓子、そして不規則な生活、きっと夏休みの終わり頃に は虫歯の芽ができて秋にはだいぶ大きくなっているのではないかと・。

ところで、この暑い夏には羨ましいのは北海道の人達ですが、北海道は日本で 最も虫歯の多い地方の一つなのです。どうして北海道に虫歯が多いのかを真剣に 調べている研究者がおられるのですが、その大きな原因の一つがこうだといって おられます。北海道は冬の間は非常に寒いので各家庭、暖房がかなり行き届いて います。そのためにどうしても空気が乾燥します。実際、部屋の空気の乾燥と汚 染のために喉と鼻の病気が多発しているのです。これらの病気は原因と結果がか なりはっきりしているのですが他にもいろいろな問題を起こしているのです。そ うです、喉の乾きを癒すためにジュースがたくさん飲まれるのです。北海道では 夏と冬に清涼飲料水の消費のピークがあるのです。一年中飲み物による虫歯の発 生が続くからだともいわれているのです。

清涼飲料水の消費量の推移と虫歯発生の推移との間には少しの時間のずれを おいて恐らく大きな関係がありそうです。

暑い夏の間、ジュースは本当に恋しい季節ですが、飲み過ぎないよう、また後 始末をしっかりとしてほしいと思います。

冷蔵庫には冷たくておいしいムギ茶をタップリと用意なさったら良いのでは ないでしょうか。出かけるときは水筒に入れて忘れずに・・・。