2004年7月 No.186 情報化時代の21 世紀を迎えて
21 世紀が幕明けし、この新しい世紀に臨み心新たにされたことでしょう。
大橋小児歯科に来られている子どもたちは正に21 世紀に活躍する人たちなのです。
この子たちが大人になった頃の世界はどのようになっているのでしょうか。
期待は大きいのですが、不安も同じくらいあるのではないでしょうか。
日本ではIT革命だといっていますが、本当の情報技術革命の世の中とは、どのようなものなのか少々不安です。
携帯電話がもっともっと普及し、もっと便利になり私たちが衣服を着るように、携帯電話などの情報端末を身に着けていないと安心して生活できない、あるいは着けている限り、非常に便利な生活を送ることができる世の中になっているのでしょうか。
ひるがえって、皆さまが来られているこの大橋小児歯科での状況はどのようになっているのでしょうか。
皆さまにこの院内情報誌「くりあー」を通して15 年以上も前からいろいろな情報を発信してきました。その間に、一番身近な問題である「むし歯」はいつの間にか、その発生原因とそのメカニズム、そしてその予防方法など、どう見てもおおかたは解決してしまいました。
知識、情報としては「むし歯」は解決した感があります。
しかし、実際はどうでしょうか。まだまだむし歯で苦労している人たちがおられます。それはなぜでしょうか。
1)情報が十分行き渡っていない。②情報が十分理解されていない。
③分かっちゃいるけど行動がついて行かない。・・・・
これからの時代は情報に振り回されないように体を使ってよりよい情報をキャッチし、実行するかしないかにかかっているのです。
皆さん、ご一緒により良い健康習慣を実行して。元気で健やかな新世紀を謳歌しましょう。