2008年6月 No.233 口腔内カメラでお口の中を見せます
先日、診療台に口腔内カメラを設置しました。
かなり以前からあったのですが、性能の面で今一だったので活用することなく放置されていました。今回満足できる性能を備えて再デビューです。
これまで、お口の中を見て説明する時、手鏡、歯科用の丸いミラーあるいは直接眼で見てお話していましたが、特に小さなお子様の小さな、狭い口の中ですから見るべき部位が見えなかったり、ドクターと患者さんとで見るべき場所が違っていたりして、正確性に問題がありました。
これからははっきりと大きく画面に写しだされた映像を一緒に見ながら説明ができ、正確に、的確に説明が出来るものと思います。
そういう意味で、最近特に重要視されているインフォームドコンセント確立のためのも「百聞は一見に如かず」と言いますが有効な武器になるものと思います。
今回の口腔内カメラシステムには色々な周辺機器が準備されています。
①歯科用X線写真を大きく映し出すことが出来る。
②写した写真をコンピュータに取り込み患者さん毎のファイルに保存することが出来る。
③映像は1.36Mpixと高精細な描写なので大きく拡大してみることも可能である。
④映像をそのままプリントすることができる。
⑤ワイアレスでDVDなどを再生して見る事ができます。
最近の子どもたちはビデオなどに慣れ親しんでいるので本当に抵抗なく受け入れているようです。
大橋小児歯科ではこの院内誌“くりあー”で患者さんとの意思の疎通を図って来ましたがこれからは映像を通してもう一歩進める事が出来そうです。
-院長-