2010年1月 No.292 禁煙は子どものときから
タバコ1本につき10円のタバコ税増税の案が出ていますが皆様どのように考えますか?
「自分はタバコを吸わないから値上げしてもあまり関係ない」、あるいは「お父さんが吸っているので困るけど・・吸う本数が減るかな・・・」「タバコは本人のためにも周りの人のためにも健康に良くないのでできるだけ吸わない方がいいので、値段を高くして吸いにくくするのがいい・・・」「周りに迷惑をかけているのだから税金をもっと払ってもらわないと・・・」なんて色々な意見があります。
今やタバコのみは肩身の狭い時代になりました。
それでもまだまだタバコを吸う人が多いのです。私の周りでも何回も禁煙に挑戦するも大きな病気する・孫が生まれた・・など何か重大なきっ掛けがないとやめられないようです。
さて、診療所でも子どもが治療台に上がるとタバコのみの付き添いがいる時は髪の臭いですぐに分かります。 特に自動車で来られた場合は強烈です。
2004年中学生の喫煙経験者のうち「小学4年生までに喫煙を開始した」と答えた生徒が男子52.8%、女子48%という結果でした。
また、初めて喫煙したきっかけは「好奇心から」が32.3%、「友人から勧められて」12.5%、「家族から勧められて」が10.9%、「なんとなく」31.3%で、家族も喫煙の害に無頓着すぎます。禁煙教育は小学生時代から始めなければ遅いという
事になります。
-院長-