2010年12月 No.303 小児歯科専門医の更新をしました
先日、9月23日(祝)に大阪歯科大学楠葉学舎へ日本小児歯科学会の専門医セミナーに行ってきました。 テーマは児童虐待についてでした。児童虐待の現状から始まって私ども歯科医師の対応について詳しく説明がありました。私は高石市要保護児童対策地域協議会の委員をしている関係もあり、最近特に話題になっているテーマだけに興味深く聴きました。
今回は小児歯科専門医としての認定更新のために必ず受けなければならないセミナーだったのです。 学会のホームページに専門医についての簡潔な説明がありましたので掲載しておきます。
「 歯科医院(診療所)の標榜科名としては歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科の4科名があります。どの診療科名も標榜に制限はありません。
しかし、「小児歯科専門医」は日本小児歯科学会が、小児歯科に関する十分な知識や技量があると認定したものに与える資格で、厚生労働省の認可を受けています。小児歯科専門医の資格取得には5年以上の小児歯科学会員としての臨床経験が必要で、指定された大学小児歯科学講座などの研修施設において研修し、かつ定められた教育研修内容を履修することが義務付けられています。
専門医の資格を取得してからも、その後5年間に学会や研修会への参加、さらには研究発表や地域の保健活動を通した社会への貢献なども求められ、基準を満たしたものが更新を認められます。
お子様のお口のことで、心配や不安なことなどありましたら、遠慮なくお近くの「小児歯科専門医」にご相談下さい。皆様方のお住まいの地域の小児歯科専門医は専門医名簿からお探し下さい。 」
以上のように専門医を更新して行くには結構面倒な手続きが要るのです。資格を生かさなければと改めて思った次第です。
-院長-