2017年4月 No.381 入れ歯洗浄剤を使った便利なお掃除方法
先日出勤途中の車でNHKのあさイチで入れ歯洗浄剤を使ったお掃除法が、ドイツの家事マイスターの技として紹介されていました。
運転中のことなので音声だけだったのですが、診療室に着くと、さっそく付き添いのお母さんからその話題がでてきました。
歯ブラシを使って部屋や道具の狭い隅など細かいところのを掃除することはよく聞く話ですが、そういえば入れ歯洗浄剤は他の用途にも強力な洗浄作用があるはずで、少し値段がお高いとは思いますが使いようによっては便利だと思いました。。
使う用途は魚焼きグリルややかんのこびりついた汚れに非常に有効だという事です。
大橋小児歯科では大人の方で入れ歯を作ることは殆どないので、入れ歯洗浄剤は置いていませんが、子どもの歯並びの治療に使うリテーナー(保定装置)がいわゆる入れ歯型なので、リテーナーシャインという商品名で窓口で販売しています。
魚焼きグリル(鍋の焦げ付きなど)の掃除方法
1・入れ歯洗浄剤を乗せ、洗浄効果を高めるために熱湯をかけます。
★入れ歯洗浄剤に含まれるアルカリが、たんぱく質汚れを分解し、綺麗に落ちます。
2・台所用中性洗剤を加え、油汚れを浮き上がらせます。
3・できるだけ長い時間つけ置きしておきます。
*2年間積み重なった焦げ付き汚れもピカピカに!
*鍋に入るものであれば、沸騰したお湯に入れて煮るととても簡単に落とせます。
*入れ歯洗浄剤は、鍋の焦げ付きはもちろん、茶渋汚れ、手が届かない容器や、トイレの便器の中にも使えます。入れ歯洗浄剤には殺菌作用があるので水筒にはいいのではないでしょうか。