大橋小児歯科医院のご案内

■所在地
〒592-0002 大阪府高石市羽衣1-6-31ルネ羽衣1F
■連絡先
072-265-3231
■診療科目
小児歯科|一般歯科|矯正歯科
■診療時間
午前9時~12時
午後1時~17時半
※木曜日の16時~20時は矯正歯科をおこなっております。
■休診日
木曜日、日曜日、祝日
■交通
南海本線 羽衣駅より徒歩3分
阪和線 羽衣駅より徒歩3分
■駐車場
3台分あり

2005年4月 No.195 子どものライフスタイルと健康

子どもの生活環境とむし歯について、これまで何回となく、手変え、品変え、角度を変えてお話してきました。
子どものむし歯は、歯そのものの強さ、そしてその歯を包み込んでいる唾液の性質などの防御因子にもかなり影響されるのですが、その子どもの生活環境、とくに食生活からの歯に対する攻撃因子によって作り出されるのです。
そういう意味で,むし歯の状況はその子の生活環境、生活習慣を映し出していると考えてもよいほどなのです。
ところで、生活習慣病は、不健康なライフスタイル(喫煙、過度の飲酒、アンバランスな食事、過労、運動習慣、睡眠時間、種々のストレスなど)によって引き起こされるといわれています。
最近読んだ雑誌に、小、中学生を対象に、健康習慣を、
1)十分な睡眠時間が取れているか、2)排便が毎日あるか、3)好き嫌いがないかどうか、4)朝食を毎日摂るか、5)1日のテレビの視聴時間が4時間を越えていないかの5項目について不定愁訴、体調不良との関連を調べていましたが、やはり、健康習慣ライフスタイルの悪い児童、生徒ほど不定愁訴の倍率が高かったのです。
小学生において、もう既にライフスタイルの良好な児童ほど健康状態も良好なことを示しているのです。
このようなライフスタイルの影響が一生その子どもの健康状態に及ぼすのですからその結果は非常に大きいでしょう。
そのレポートでは、どのような要因が不定愁訴率、健康度を決定しているのかという視点から①学校が楽しいか、②家族との楽しい会話があるか、③親しい友人がいるかどうか、④学校の先生と話をするかどうか、⑤悩み事を何でも相談できる人がいるかどうかの五項目についても調査し、これらの結果が良好な者ほど不定愁訴の訴えが低く、健康状態が良好なことが明らかになったのです。
子どもの時期から健康上好ましいライフスタイルの定着は、生活習慣病予防あるいは、より高い人生の自己実現を達成するためにも重要な課題だと結んでいました。

連絡先

TEL:072-265-3231