2005年5月 No.196 パソコンを活用しよう
10 月31 日、第40 回兵庫県学校歯科保健大会が神戸で開催され、その特別講演で私が『ライフスタイルとむし
歯の微妙な関係―21 世紀の国民健康づくり運動の一環に歯科が入って-』と言う演題で講演をしました。
講演の内容はこの“くりあー”で微に入り細に入り書いてきた記事を演題に合わせてまとめた物です。
この講演に際しパソコンでスライドを作成しコンピュータを使って発表しました。
従来はスライドをプロジェクターで投影し発表していたのですが、最近ではデジタルプロジェクターがかなり普及してきました。
最近の講演はこのようにパソコンが大いに活用されていますが、私の講演の前に小学校の養護の先生が研究発表をしていましたがその演題が「歯を磨こう」-パソコンを使った歯の学習-というもので、姫路市の安室小学校での活用例が示されていました。
発表を聞いていたら、その小学校では子どもたちは、パソコンの基本操作にも慣れ、総合学習に必要な課題調べもどんどんパソコンを活用している様子がよく分りました。
うすうす今時の子どもたちはパソコンにかなり慣れ親しんでいるな、とは知っていましたが、熱心な先生とあいまってかなり進んでいる様子がうかがえました。
私が属するスタディグループのホームページの質問コーナーへも毎日のように、全国,いや、海外からも色々な質問が寄せられているのです。
若いお母さん方も積極的にパソコンを活用しているようですが,せっかくその取り扱いの基本を習得できたのであれば、パソコンの活用範囲は奥が非常に深く、可能性を無限に広がります、もう一歩奥を窮めてほしいものです。これからの子どもたちは、ごく普通に使いこなすようになるのでしょうか。
-院長-
OSP(大阪小児歯科専門医臨床研究会)
HTUhttp://www.osp.ne.jp/UT