2005年8月 No.199 自分の身は自分で守る!
雪印食品による偽装牛肉事件が発覚。
オーストラリア産輸入牛肉を国産と偽り、狂牛病事件に対する畜産業者救済措置に乗じて余剰牛肉を国民の税金で買い取らせるという非常に悪質な事実が報道されています。
ご家族の毎日の食事を作っておられる奥さん方にとって、狂牛病問題だけでも牛肉を献立に入れるのが気になり、やりにくくなっていたのです。狂牛病検査が全部の牛に実施されるようになり、やっと少しは気分的に楽になった矢先の事です。
今度は食品に貼られているラベルも信用ならないとなれば、何を信用してご家族の食事を作ればいいのでしょうか。
雪印食品は以前からラベルを張り替えて産地や加工日を偽っていたようです。
少しヤバイかなという食品もラベルを張り替えて出していたということですから、ひょっとしたら私も何も知らないうちに食べさせられていたのかも知れません。
一方、国会では外務大臣と外務事務次官が更迭されました。アフガニスタン復興支援国際会議への日本のNGO 拒否問題でどちらかが嘘をついているのですがはっきりさせないで幕を引いてしまいました。
小泉首相は今までの首相になく悪いものは悪いと歯切れの良い判断を下して、国民の信頼を得てきたのですが、今後の政局が思いやられます。
最近のもろもろの事件などを見ていて、一流企業だといっても信用できない、政治も当てにならない、かといってどうし様もないのですが、自分の身は自分で守るしかないのです。
健康のこと、育児のこと、もろもろの生活のことについて知識を広げ、家族,友達、地域の人たち皆で助け合って行かなければなりません。