2005年10月 No.201 子どもの時から診る小児歯科 大人の治療、予防もできるようになります。
平成 14 年 1 月号で「進化します大橋小児歯科医院」という記事を載せま した。
そこで、「ただ痛い歯がないというだけで安心するのではなく、日頃から定 期的にお子さんの口の中をチェックして上げる習慣をつけて欲しいものです。 せっかくまあまあの段階まで来た子どもたちの口の中の良い状況をもう一段引 き上げて定着させて欲しいのです」と書きました
皆さまはもう既に 新聞、ラジオ、テレビなどでご存知だと思いますが、保 険医療制度が改正され「かかりつけ歯科」が取り入れられるようになりました、 これはとりもなおさず当医院が開院して以来 25 年前から実施している歯科の 定期健診と同様のものなのです。
今頃になってようやく一般的にその重要性が認められ、実施されるようにな って来たといえます。遅きに失するとはいえ基本的には喜ばしい事で、今後多 くの歯科医院で定期健診(かかりつけ歯科医機能)が取り入れられるようにな ります。
一般の歯科医院でも定期健診が積極的に取り入れられるようになる時代、当 院は数年前から準備に取りかかってきた、「大人になった当院の永年の患者さ んのフォローをきちっとできるようにしてあげたい」を実現させる方向で一歩 前進させます。
これまで当院は小児歯科専門ということにこだわり続けてきました。そして 四半世紀が経ち「子どもの歯科医院」は確実に定着しました。それを基盤にし てもう少し視野を広げようと考えています。
思いおこせば子どもの口の中は昔に比べずいぶん良くなって来ました。それ に比べ成人の口の中は未だ惨憺たるものです。
子どもの時代から大人になっても良好な口腔環境を維持させ、一生何でも美 味しく食べられ、健康に生活できるように、当院にかかって来た患者さんとそ の家族の方の治療、予防、指導を積極的に進めて行きます。
大人の治療は大阪大学歯学部補綴科(入れ歯や冠などの専門科)で研鑽して こられた専門医が担当いたします。