2010年10月 No.301 いつまで子どもの歯を親が見なければならないの?
子どもが小学校へ上がったのだから「もうそろそろ自分の事は自分でしてほしいな」「いつまで子どもの歯を親が見なければならないのですか?」と聞かれることがあります。私は「子どもが嫌がらずに見せてくれるのならもう少し。一生の内もうほんの少しかありませんよ。」「そのうち絶対見せなくなります。」と冗談交じりにお答えしています。
お子さんが小学校へ上がる頃は歯科においては、6歳臼歯(第一大臼歯)が生える頃で歯磨きが最も重要な時期なのです。もう少し頑張っていただきたいのです。
4年生(9歳)を越える頃ともなると第二反抗期に入り一般的には子どもは親に口の中を見せなくなるものです。それまでに歯を磨くことを初めとした健康習慣を身に付けさせなければなりません。
先日、中学入学でもう子どもの口の中を見る事がなくなったのですが、毎月8の付く日はお母さんが歯を見てやる日と決めていますという方がいました。
たまに点検しないとだんだんいい加減になって行きますとのことです。
因みに、毎月3日は耳を見て、耳かきをする日。2日は爪きり点検の日と決めているとの事でした。
駄洒落でも何でもよい、楽しみながら子どもの口、身体を点検してあげてほしいものです。
-院長-